DJ S.h.u. Remix EP
卒業がかかったテストも終わり、少しづつなんですがブログも落ち着いて書けるようになってきました。
なんて、普通に書ける時間もあったんだけど笑
すいません、マイペース過ぎてw
どちらかといえば、書ける音楽ネタが少なかったというか、
最近は一本取られた!!というようなグッとくる音源がなかったので、書く気になれなかったというのが
本音です。
今日載せた音源はNasのI canのアカペラに小田和正の「言葉にできない」のトラックを乗っけた曲。
以前僕は今のHipHop,R&Bのアナログ市場では、何でもありのこのようなマッシュアップ物が多くて、逆にそこが
DJのアナログ使用における強みになってるって書いたんだけど、
というのも今ははっきり言ってアナログじゃなくても、CDでもPCでもDJができる時代だから
だからこそアナログが生き残るには、
アナログでしか出せない強み、それが曲のエクスクルーシブなremixだったり、こういうマッシュアップだったり
それこそネタ物だったりするんだと思う。
でも、それでも現実問題レコードも売れなくなってきて、渋谷のレコード屋も少しづつ数が減ってきてる。
今はマッシュアップ物はきちんと許可を取ってるのかは別として、多くの流通量を背景として認知されてきてるんだけど
最近多くのマッシュアップを耳にするようになって、ちょっと疑問が沸いて来た。
それは、オリジナルになってない曲が多すぎるってこと。
つーか軽い。
というか人の曲を勝手にリミックスする物が多いから
基本マッシュアップはオリジナルにはなりえないけど。
中にはマッシュアップだけど、きちんとクラブヒットして、実際のオリジナルを凌駕する出来の物もあるんだけどね。
けれどもなんか売れるためにっていうエゴが強すぎるし、曲としても完成されてないものが、多すぎるような気がする。
この曲もそう。
確かに、「言葉に出来ない」はマジ素晴らしい曲だよ。
大学2年の時学祭に来てくれた時、この曲聴いた時は泣きそうになった。
でもね、これは小田和正だから、完成されてるんじゃないの?
なんとなくだけど、違和感を感じた。
もちろん人によってはいい曲かもしれないし、それはそれで感じる事は様々だから構わないんだけど。
僕の言ってることは極論で言うと、HipHopのサンプリング文化その物を否定してしまいかねない事を言ってるんだけど、
ただね、僕はオリジナルが聴きたいんだよね。
オリジナルなトラック、オリジナルなリリック、歌。
クラシックってそこから生まれたんじゃないの?
サンプリングを基本文化としてるHiphopは実はそれこそがマッシュアップじゃないか!!と言われたら確かにそうかもしれないけどね。
要はマッシュアップでもオリジナルがあればいいんだよ。
原曲をも超えるような曲を。
じゃあお前が作れよって話ですよね笑